水中スターマインやメッセージ花火など、6000発の色とりどりの花火が小江戸川越の夏の夜空を鮮やかに彩った。
花火大会開催のセレモニー。有料観覧席に向かって、市長や来賓者が開会の挨拶を行った。
観客全員でオープニングカウントダウンが行われ、迫力の6000発花火大会がスタートした。
伊佐沼の水面に映るスターマイン。夜空と水面を美しく彩った。
「スターマイン(連射連発花火)」。いくつもの花火を組み合わせて連続的に打ち上げ、花火大会の花形プログラムとなっている。
「菊形(割物)」花火は、日本花火の伝統技術の粋を集めた花火で、スーッと星が尾を引きながら放射状に飛び散って、菊花を描き出す。
「小江戸川越花火大会」のラストを飾る大連発花火、爆発する轟き音が小江戸川越に響きまくった。
花火を打ち上げる伊佐沼は、自然沼としては関東で2番目に広い沼。西岸に歩道が整備され、街路樹の桜が花見の名所の一つになっている。
川越市の蔵造りの街並み。江戸との交易で栄え、江戸時代の雰囲気を残す町として、小江戸と呼ばれている。
川越のシンボル、“時の鐘”現在は電動式になっており、午前6時、正午、午後3時、午後6時に鐘が鳴り、一日4回の時を知らせている。
小江戸川越の夏の夜空を6000発の花火が鮮やかに彩った!!
今年で23回目となる「小江戸川越花火大会」が伊佐沼公園で開催された。伊佐沼に仕掛けられた水中スターマインやメッセージ花火など、約6000発の色とりどりの花火が小江戸川越の夏の夜空を鮮やかに彩った。「小江戸」という名にふさわしい古きよき時代の街並みを散策したあとの花火大会も魅力的である。県内の花火大会で唯一、水面できれいに半円状に広がる水中スターマインが見られるのは、川越市の伊佐沼公園で開かれる花火大会だけである。
川越市は、埼玉県の中央部よりやや南部、武蔵野台地の東北端に位置し、33万人を超える人口を有する都市である。江戸時代には、親藩の川越藩の城下町として栄えた都市で、「小江戸」の別名を持っている。城跡、神社、寺院、旧跡、歴史的建造物が多く、文化財の数では神奈川県の鎌倉市、栃木県日光市に次ぐものである。伊佐沼公園は、千葉県の印旛沼に次ぐ自然の沼と言われ、川越市民の憩いの場でもある。桜の名所でもあり、伊佐沼の公園側道路に立ち並んだ約230本の桜が美しい桜のトンネルを作り出す。
撮影日: 2013年8月10日
撮影場所:川越市伊佐沼公園
住所:埼玉県川越市伊佐沼584