紅葉は、秋に気温が低くなると、葉っぱから枝の方に栄養分が流れなくなり、そのため赤や黄色に変わっていく
落葉樹は、冬に近づくと、葉を落とす準備のため葉と枝の間に仕切りを作る、葉っぱの光合成でできた糖分が、赤や黄色に紅葉する
「イロハモミジ」
日本では最もよく見られる「カエデ」属の種類で紅葉の代表種である
「三峯神社入り口付近の紅葉」日本では、本州以南の平地から標高1000㍍程度にかけての低山で多く見られる、三峯神社は標高約1000㍍で紅葉ぎりぎりの地点である
三峯神社の鳥居は「明神型鳥居」を三つ合わせた「三ツ鳥居」で奈良の大神神社の鳥居と同じ型である
神社の参道、境内は、落葉樹が少ないため紅葉景色が見られない
「拝殿と御神木」景行天皇の東国巡行の際に天皇は社地をかこむ白岩山、妙法山、雲取山の三山が美しく連なることを聴き「三峯神社」の社号を授けたと伝えられている
「日本武尊(やまとたけるのみこと)の像」景行天皇に日本武尊が「三峰山」が高く美しく連なっていることを伝えたと、言われている
「三峯神領民家」江戸時代には、ここは三峯神社の神領とされ、住民は神社に年貢を納め、神社の賦役に従事していた
三峯神社の南側に開ける傾斜地に集落がある。かつての神領村三峯である。神領三峯民家の姿を、三峯神社境内に保存した
「三峯神社」は、荒川の源流に近く秩父山塊に囲まれた海抜1000メートルの鞍部(あんぶ)に、社殿を配する典型的な山岳登拝型の神社。国道140号から大血川(おおちがわ)ドライブインを少し過ぎた所にあるわき道を下ると、まだ一般の方にはあまり知られてない三峯神社への抜け道がある。この道は、三峯神社までの紅葉の穴場スポットである。
「モミジ」は、「楓(カエデ)科」の植物である。「カエデ」と「モミジ」は、植物分類上は同じだが、特に紅葉の美しい種類を「モミジ」と呼んでいる。「カエデ」の名称は、葉っぱがカエルの手に似ていることから「カエルデ」と呼ばれ(和名)それが転訛したものとされている。英語では、「カエデ」のことを「メープル」と呼び、カナダ産の「カエデ」の樹液からとったものに「メープルシロップ」がある。カナダの国旗は、「カエデ」の葉っぱをデザインしている。
撮影日: 2011年11月21日
撮影場所:秩父三峯神社
住所:埼玉県秩父市三峰298−1