約17,600㎡の広大な敷地に9種類40万株の芝桜が花を咲かせている。
秩父のシンボル武甲山(1,304m)を背景にした羊山公園に「芝桜の丘」がある。
色とりどりの芝桜がデザイン化され、まさに「花のパッチワーク」である。
「オータムローズ(左)」と「リットルドット(右)」のコラボレーション。
芝桜は、花忍(はなしのぶ)科の植物。ピンクや白など、約50種類が北アメリカに分布している。
「スカーレットフレーム」
芝桜は、洋名はフロックス、和名でハナツメクサ(花詰草)とも呼ばれている。
「マックダニエルクッション」
芝桜は、北アメリカ原産で北アメリカのフロリダ州からミシガン州にかけて分布している。
「多摩の流れ」
芝桜の名前の由来は、春以外は葉が芝生のように見え、春はサクラに似た花が咲くことからこう呼ばれるようになった。
「羊山」の名は、昔、綿羊種畜場が設けられていたことによる。芝桜の丘の隣に「ふれあい牧場」が設けられ、多くの羊が飼われている。
芝桜の開花中、芝桜の丘に隣接する特設会場では、「秩父路の特産市」が開催された。
「秩父路の特産市」では、地元秩父蒸溜所の「イチローズモルト」を使用したハイボールが女性の大人気。
芝桜のパッチワーク!!
秩父のシンボル武甲山を背景にした羊山公園の「芝桜の丘」に、9種類、40万株の芝桜が咲き誇った。広さ約17,600㎡に広がり、ピンクや白、紫など、色とりどりの芝桜が植栽され、その模様は、まさに「芝桜のパッチワーク」である。芝桜は、北アメリカ原産の多年草で、花の形がサクラに似ていて芝のように地面をはって広がることから「芝桜」と呼ばれるようになった。「芝桜まつり」期間中は、初夏を思わせる最高の天候が続き、約59万人の観光客が訪れた。芝桜まつり期間中には、「秩父路の特産市」が開催され、秩父の特産品の販売はもちろん、地元蒸溜所のハイボールや味噌ポテト、そば、うどん等のB級グルメ店が人気を呼んでいた。
「羊山公園」は総敷地面積30ヘクタールの公園である。武甲山(1,304m)から連なる山稜の、尾根部分を利用して作られた公園である。戦前、県の綿羊種畜場があり、綿羊を飼育していたことから、一帯を羊山と呼ぶようになったと言われている。「芝桜の丘」のほか、羊が飼われている「ふれあい牧場」、秩父市街を一望できる「見晴らしの丘」などがある。芝桜だけではなく、垂れ桜の名所としても知られている。
撮影日: 2015年4月25日
撮影場所:秩父市羊山公園「芝桜の丘」
住所:埼玉県秩父市大宮6360