豆をまくのは神社の氏子や岩槻に縁のある年男・年女。今年の節分祭は、コロナ禍もあって4年ぶりに開催された。
境内豆まき特設桟敷前には多くの方々が集まり、宮司の挨拶の後、豆まきが開始された。
今年1年の無病息災を祈り、「鬼は外、福は内」と、最初に宮司が豆をまいた。
節分には豆をまいて、邪気を祓った後に、年齢の数だけ豆をたべて、1年間の幸せを祈ると言われている。
1400年の歴史を持つ由来ある神社。500メートルの参道、1万坪の境内。初詣には10万人が参拝で賑わい、琴の演奏、和太鼓演奏などが開催される。
武州岩槻総鎮守・久伊豆神社の神様は、因幡の白兎に登場する大国主命。江戸の鬼門除け・クイズ神社としても有名である。
伏見稲荷神社、祭神は「宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)」を祀っている。お稲荷さんと呼ばれ、五穀をはじめ、すべての食物・蚕・商売繁盛を司る神様である。
菅原道真公(すがのみちざねこう)を祀っている北野天満宮。学業成就・合格祈願・必勝祈願など、様々な人が参拝に訪れる。
岩槻久伊豆神社節分祭を動画でご覧ください。
節分祭豆まき神事!!
武州岩槻総鎮守「久伊豆神社」で節分祭が開催された。岩槻出身の落語家・土橋亭里う馬(どきょうていりゅうば)師匠がゲスト司会者として参加。たくさんの豆やお菓子、生活用品の当たりくじ等が用意され、宮司の挨拶の後、豆まきが始まった。節分といえば、豆まき!子供の頃から慣れ親しんでいるせいか、当たり前のように豆まきをしている。しかし、これにはそれなりの意味がある。本来、節分とは、一年に4回の季節の変わり目である立春、立夏、立秋、立冬の前日のことを言う。昔、春を迎えるということは、新年を迎えるにも等しい程大切な節目だったため、節分といえば立春の前日だけを指すようになった。季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると考えられており、それを追い払うための悪霊ばらいが「豆まき」である。つまり、新しい年(立春)を迎える前日(節分)に、鬼に豆をぶつけて邪気(鬼)を払い、福を呼び込もうというものである。
久伊豆神社がある岩槻区(人口約11万人)は、埼玉県さいたま市を構成する10区のうちの一つである。さいたま市で最も面積が広く、さいたま市の東部に位置する。久伊豆神社の神様は、大国主命(オオクニヌシノミコト)で、因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)という神話に登場する心優しい神様である。戦国時代には、太田道灌が築城した岩槻城の総鎮守としておかれ、江戸時代には、歴代城主より崇められ多数の宝物が寄進された。
撮影日: 2024年2月3日
撮影場所:久伊豆神社(岩槻)
住所:さいたま市岩槻区宮町2-6-55