大宮氷川神社の初詣

大宮氷川神社

【さいたま市】

撮影日:2019年1月2日

大宮氷川神社の初詣【大宮氷川神社|さいたま市】

「宝船形のおみくじ納め所」おみくじを境内の木の枝などに結ぶ習慣がある。「結ぶ」が恋愛の「縁を結ぶ」に通じることから江戸時代から行われてきた。


大宮氷川神社の初詣【大宮氷川神社|さいたま市】

鮮やかな朱塗りの楼門(ろうもん)を入ると舞殿、拝殿、本殿が並び、武蔵国一宮に相応した立派な社殿群を見せている。


大宮氷川神社の初詣【大宮氷川神社|さいたま市】

武蔵一宮「氷川神社」は、武蔵国(むさしのくに)埼玉県および東京都、神奈川県に点在する約280社の総本社である。


大宮氷川神社の初詣【大宮氷川神社|さいたま市】

拝殿前に設置された架設の賽銭箱の前で順番に参拝する。午前10時前が空いているが、この時間を過ぎると1〜2時間並ばないと参拝できなくなる。


大宮氷川神社の初詣【大宮氷川神社|さいたま市】

舞殿には、今年の干支「亥」が描かれた大きな絵馬が掲げられている。猪(イノシシ)の肉は、万病を防ぐと言われ、無病息災の象徴とされている。


大宮氷川神社の初詣【大宮氷川神社|さいたま市】

拝殿横には、破魔矢の授与所が設けられている。神具の矢(破魔矢)は、厄除け・魔除けの力を持つと古くから考えられている。


大宮氷川神社の初詣【大宮氷川神社|さいたま市】

「宗像(ムナカタ)神社」宗像三女神が祀られている。宗像三女神は、須佐之男命(スサノオノミコト)の子どもと言われている。
交通安全の神様でもある。


大宮氷川神社の初詣【大宮氷川神社|さいたま市】

「蛇の池」古来、蛇は水神の化身とされ、祭神の須佐之男命(スサノオノミコト)が八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治した伝承から水を治める神とされている。この「蛇の池」はその神威により名付けられた。


大宮氷川神社の初詣【大宮氷川神社|さいたま市】

「稲荷神社」には、「倉稲魂命(ウカノミタマノミコト)」が祀られている。お稲荷さんと親しまれているが、もとは「稲生(いねなり)」から「稲荷(いなり)」となった。食物(米)、農業の神様である。


大宮氷川神社の初詣【大宮氷川神社|さいたま市】

大宮氷川神社の「氷川参道」は、ケヤキを中心に約700本の樹木により、南北に約2キロメートル(十八丁=約1964m)にわたり続いている。


全国有数の初詣者を誇る!!

大宮氷川神社の初詣は、毎年200万人超の参拝者が訪れる埼玉県で1位の人気スポットである。大宮氷川神社の正式名称は「武蔵一宮・氷川神社」で、首都圏に点在する約280の氷川神社の総本社である。大宮氷川神社は、およそ2400年前、第5代孝昭天皇の時代に創建されたと伝承されている。祭神は「須佐之男命(すさのおのみこと)」、「稲田姫命(いなだひめのみこと)」、「大己貴命(おおなむちのみこと)」の三柱の神を出雲の家族神として祀られている。出雲大社の流れを汲む大宮氷川神社のご利益は、「縁結びと商売繁盛」と言われている。

「大宮氷川神社」のある「大宮区」は、埼玉県さいたま市を構成する10区のうちの一つである。地名の「大宮」は、氷川神社の立派な社殿「大いなる宮居」が由来になっている。江戸時代には、中山道宿場町の一つである「大宮宿」として栄えた。中心部には埼玉県の鉄道交通の要衝でもある「大宮駅」がある。


撮影日:

撮影場所:大宮氷川神社

住所:埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1-407

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