「コマチ」
萼紫陽花(ガクアジサイ)は、房総半島や三浦半島、伊豆半島などの海岸に自生している。
このため“ハマアジサイ”とも呼ばれている。
金泉寺は、約400年の歴史がある。境内には、嵐山町指定天然記念物の大銀杏がそびえ立ち、住職が30年かけて植えた5,000本の紫陽花が咲き誇っている。
「アムステルダム」
紫陽花は花房をつくり多数の装飾花(萼)を密につける。
「アナベル」
アメリカノリノキ・“アナベル”は、北アメリカ東部原産のアジサイの仲間である。
紫陽花の開花は、6月〜7月にかけて開花し、ちょうど梅雨時期と重なる。紫陽花は日当りに弱く、梅雨があけると一斉に枯れてしまう。
「スミダノハナビ」
萼紫陽花系の園芸品種で、八重咲きの花が花火(墨田の花火)のように咲く。秋にも咲く四季咲性である。
金泉寺境内には休憩所が設置され、セルフかき氷が楽しめる。
紫陽花の種類は、日本に自生する萼紫陽花から変化したもので、花序が球形ですべて装飾花となった紫陽花は「手まり咲き」と呼ばれている。
「ヒメアジサイ」
紫陽花の花のほとんどは装飾花であるが、緑白色から薄紅、濃紫、藍色に変化することが多く、俗に紫陽花の色変わり「七変化」と言われている。
金泉寺本堂では、「嵐山オカリーナ」の方々によるオカリナとフルートの演奏会が開催された。
金泉寺境内の紫陽花(アジサイ)が咲き始めた!!
梅雨時の花といえば、真っ先に思い浮かぶのが「紫陽花」、嵐山町の金泉寺の紫陽花が見頃を迎えた。金泉寺の紫陽花は、住職が30年かけて5,000本を植えた自慢の紫陽花である。紫陽花は、雪の下(ゆきのした)科の植物で原産地は日本で、アメリカ、ヨーロッパなどで鑑賞用に広く栽培されている。ヨーロッパで品種改良されたものは「セイヨウアジサイ」と呼ばれている。開花がちょうど梅雨時期と重なり日当りが苦手な植物である。金泉寺の紫陽花開花期間中には、「嵐山オカリーナ」の方々によるオカリナとフルートの演奏会も開催された。
金泉寺は曹洞宗の寺で、1715年、現在の地に再建され本尊に釈迦牟尼佛を安置し住職と檀信徒により護持され今日に至っている。境内には、嵐山町指定天然記念物の大銀杏がそびえ立ち、秋には銀杏の実が多くの人を楽しませている。樹高31メートル、幹の直径3.5メートル樹齢約300年と推定されている。
撮影日: 2014年6月22日
撮影場所:大龍山 金泉寺
住所:埼玉県比企郡嵐山町越畑(おつばた)1121