河津桜は青毛堀川の宮前橋(鷲宮神社の前の橋)付近から下流の約2.5キロメートルに370本以上が植栽されている。
水面に映る逆さ富士は有名であるが、鷲宮の河津桜も青毛堀川の水面に映る綺麗な逆さ桜を楽しめる。
河津桜のピンクの色合いと、土手に咲く黄色い菜の花の競演が楽しめる。
菜の花を背景に咲く河津桜。菜の花はアブラナ科の植物で、花芽や花茎、若葉を食用とする野菜である。
青毛堀川(あおげぼりがわ)は加須市から久喜市まで流れる河川で、農業排水路である。河津桜は旧鷲宮町商工会青年部の企画で植樹したものである。
三分咲きの河津桜。「分咲き」の定義は花の数の割合で判断される。三分咲き、五分咲きの「分」は「10分の1」という意味合いを持ち、三分咲きは「三割の花がひらいて、七割がつぼみの状態」を指す。
河津桜はバラ科の植物で、南伊豆の河津地方で発見された品種。大島桜と寒緋桜(かんひざくら)との自然交配種のようである。
久喜市鷲宮一丁目に鎮座している「鷲宮神社(わしのみやじんじゃ)」。関東最古の大社とされ、国名を冠し「武蔵国鷲宮神社」と称することがある。河津桜は鷲宮神社裏手から約2.5キロメートルに、370本以上植えられている。
鷲宮の河津桜を動画でご覧ください。
早春の河津桜が咲きはじめた!!
久喜市鷲宮地域を流れる青毛堀川沿いで、河津桜が咲き始めた。河津桜は、鷲宮神社付近、青毛堀川の宮前橋から、下流の県道さいたま栗橋線、古久喜交差点までの約2.5キロメートルに、370本以上が植栽されている。ピンク色のかわいらしい花が春風に揺れ、訪れる人の目を楽しませている。ソメイヨシノに先駆けて、毎年2月下旬から3月上旬にかけて見頃を迎える。河津桜とは静岡県賀茂郡河津町で毎年3月上旬に、満開になるピンク色の桜である。この桜は河津町に原木があることから1974年(昭和49年)に河津桜(カワヅザクラ)と命名され、1975年(昭和50年)には河津町の木に指定された。
久喜市鷲宮は、かつて埼玉県の北東に存在していた旧鷲宮町(わしのみやまち)である。平成22年(2010年)久喜市と合併して消滅した。現在でも旧鷲宮町地域を総称して鷲宮地域という。旧鷲宮町は「鷲宮神社」の鳥居前町であった。河津桜は、この鷲宮神社の裏手から南北約2.5キロメートルに植えられている。
撮影日: 2025年3月10日
撮影場所:青毛堀川沿い河津桜並木
住所:埼玉県久喜市鷲宮中央2丁目6番