日本一の長さを誇る荒川水管橋(1,101m)と、それを綺麗に彩るコスモスとの調和のとれた景観は見事である。
玉川大学で発見された黄色のコスモスを改良して作られた品種「イエローキャンパス」。明るい透明感のある黄色で鮮やかさが魅力である。
「センセーションホワイト」は、最もポピュラーな種類で、花径は約8センチメートルの早咲きタイプである。
日本の秋の風物詩となっているコスモスは、メキシコの標高1600メートル以上の地域に自生し、秋になると道路脇や休耕地でピンクや白い花を咲かせる。
キバナコスモス「ブライトライト」。花は八重咲き。花の色は橙赤から淡紅色までの混色種である。
キバナコスモス「オレンジフレア」。花は橙黄色で一重咲き。コスモスより開花が早く6月頃から咲き始める。
コスモスの花は、ピンクや白に加えて濃赤、黄やオレンジ色、複色が登場し、年々カラフルになっている。
花弁が鮮やかな「ピコティ」。縁取りが目を引く早咲きの品種。コスモスは「キク(菊)科」の植物で、メキシコ原産の一年草で。18世紀末にアメリカ大陸からヨーロッパに持ち込まれ、日本には幕末の頃に渡来した。
一般的な「センセーションピンク」と、ラッパ型の「シーシェル」、筒状に花が咲く個性的な品種である。
コスモスの和名「秋桜(こすもす)」は、花が秋に咲くこと、また花びらが桜を連想させることから名付けられた。
コスモス畑の一部を開放して、コスモスの摘み取りが出来る。協力金を納めると一人10本まで持ち帰ることが出来る。
「コスモスアリーナふきあげ」は、鴻巣市の総合体育施設で、コスモスフェスティバルが開催される。
「コスモスフェスティバル」が開催され、各種ステージイベントのほか、地元特産品や農産物の販売、模擬店などの飲食ブースが設けられた。
鴻巣(吹上)コスモスを動画でご覧ください。
1,000万本のコスモス!!
吹上駅から南の方向へ約2㎞歩くと、荒川の左岸堤防にでる。5月中旬から6月上旬にはポピーが咲き、秋にはコスモスが咲くことから「荒川花街道(荒川コスモス街道)」とも呼ばれている。荒川左岸堤防沿い4.5㎞と、コスモスアリーナふきあげ周辺の花畑には、コスモス1,000万本が咲き誇り、まさに見事である。コスモス(秋桜)は、菊(キク)科の植物で、原産地はメキシコの高原地帯である。外来種だが日本の風景に合っている。
コスモスが咲く鴻巣市は、埼玉県の県中央部に位置する人口約11万6千人の市である。中山道の宿場町・鴻巣宿として発展し、現在では花卉園芸や稲作も盛んなほか、400年近く続く「ひな人形(鴻巣雛)」の産地でもある。
撮影日: 2024年10月20日
撮影場所:コスモスアリーナふきあげ周辺
住所:埼玉県鴻巣市明用636-1 地先