南アメリカ原産、浮き草植物「ホテイアオイ」の花が咲き始めた。
花は一日花で、日中いっぱい咲いているが、その日の夜には萎れてしまう。翌日は、新しい花を咲かせる。
満開は不定期に訪れ、満開以外の日は所々に花がある状態になっている。満開に遭遇できた方は幸運な人。
開花は年に2〜5回ほどあり、水面に可憐な淡いうす紫の花を咲かせる。金魚鉢に浮かべて金魚と一緒に観賞することもできる。
ホテイアオイは「要注意外来生物」に指定されている浮遊植物。そのため水路を遮断し外部に流失しないように栽培管理をしている。
ホテイアオイは、夏に繁殖力が強く冬には枯れてしまう。開花期終了後は、全て池より引き上げ、越冬させるもの以外は焼却処理をしている。
大勢の釣り師で賑わう「しのぶ池」。水城公園の真ん中を道路が走っていて、西側がこの「しのぶ池」東側がホテイアオイの「あおいの池」がある。
映画「のぼうの城」の舞台となった城下町行田の「忍城(おしじょう)」。1978年(昭和63年)忍城の本丸跡に再建された。
“忍城おもてなし甲冑隊”
「柴崎和泉守」、成田家に仕える家老の一人。忍城攻めの際には、長野口を守り奮戦した。
“忍城おもてなし甲冑隊”
「甲斐姫」、忍城城主・成田氏長の長女。東国一の美女と呼ばれ、文武の道に通じた。
南アメリカ原産の水草ホテイアオイが咲き始めた!!
行田市水城公園、あおいの池で育てている“ホテイアオイ”は、南アメリカ原産の浮遊植物である。葉柄の中程の丸く膨れているところが、浮き袋の役目をしている。この浮き袋のような丸い形の葉柄が、七福神の布袋様のおなかに似ていることから(布袋葵)この和名が付いた。花は一日花で、日中いっぱい咲いているが、その日の夜には萎れてしまう。つまり、翌日に開花する花は、前日とは別の花である。満開は不定期に訪れ、満開以外の日は所々に花がある状態になっている。毎年六月に、市内の小学生とともに5000株のホテイアオイをあおいの池に投げ込み栽培されている。
映画「のぼうの城」の舞台となった城下町行田の「忍城(おしじょう)」址からすぐのところに「水城公園」がある。忍城はとても広く大きな城で、城の堀跡が“忍沼”と呼ばれる大きな沼になったほどであった。その沼を埋め立てて、現在の市役所や体育館が建築された。残った部分を昭和39年に「水城公園」として開園した。水城公園には、桜が200本植えられていて、桜の名所として知られている。大勢の釣り師で賑わう「しのぶ池」の隣にホテイアオイが咲き乱れる「あおいの池」がある。
撮影日: 2013年9月1日
撮影場所: 行田市水城公園
住所:埼玉県行田市水城公園