ピンク・黄・赤のカラフルなケイトウ(鶏頭)。ケイトウには、花穂の形状によっていくつかの種類がある。この品種は「羽毛ゲイトウ」である。
ケイトウ(鶏頭)は、ヒユ科の双子植物である。ほどんとが草である。ヒユ科の植物はインド原産で、野菜の「ほうれん草」などが含まれる。
ケイトウ(鶏頭)は、熱帯アジアの原産である。日本には万葉時代にはすでに渡来していた、古株である。
ケイトウ(鶏頭)には花の形状の違いにより種類がある。「羽毛鶏頭(ウモウゲイトウ)」は、羽毛状のふさふさした花をつける。
ケイトウ(鶏頭)の花は、胸を張って歩く雄鶏のように見えることから「気取り屋」「おしゃれ」という花言葉が生まれた。
ケイトウ畑の休憩スポットには、曼珠沙華が咲いていた。来園者は早秋の季節を楽しんでいた。
「南蛮煙管(ナンバンギセル)」。ケイトウ畑の脇の雑草地帯に生息していた。葉緑体を持たないため自活できず、ススキなどの根に寄生する。
公園中央口花壇には、秋の代表花ダリアが咲きはじめた。奥の人顔の植木が面白い。
「園内バス」。園内8ヶ所の停留所に止まり、中央口、南口、西口の各ゲートを約20分で結んでいる。
50万本のケイトウ畑‼
森林公園(国営武蔵丘陵森林公園)の運動広場のお花畑に50万本の「羽毛ゲイトウ」が咲き誇り、見頃を迎えた。「ケイトウ(鶏頭)」は、初夏から秋まで開花期が長く、秋を代表する花として紹介されている。茎の上に、赤・黄・ピンクなどの花穂ができる。その形状がニワトリの鶏冠(とさか)に似ていることからこの名がついた。花穂の形状によって、羽毛ゲイトウ、久留米ゲイトウ、トサカケイトウなどの品種がある。…ケイトウの「ケ」を「ゲ」とも発音することもある。
「森林公園(国営武蔵丘陵森林公園)」のある滑川町(なめがわまち)は、埼玉県中部、比企郡にある人口約1万9千人の町である。森林公園は、滑川町と熊谷市にまたがる丘陵地帯にある公園で、1974年に開園した全国初の国営公園でもある。
撮影日: 2018年9月23日
撮影場所:国営武蔵丘陵森林公園
住所:埼玉県比企郡滑川町山田1920