「岩殿寺旧観音堂」
この旧観音堂は、享保13年(1727 年)に再建された。昭和63 年(1988 年)の修理工事により、茅葺き屋根から銅板葺屋根になった。逗子市指定重要文化財である。本尊、十一面観世音菩薩は本堂に祀られている。
「総門(吉祥門)」
山門の付近には入山料を納める無人の箱が置かれている。
「観音堂への石段」
四脚門形式の山門を潜ると長い石段が続く。旧観音堂までは、120段あまりの石段を上る。
「旧観音堂」
徳川家康が修復したと伝えられている旧観音堂。
「奥の院観音」
行基が彫ったと云われる80センチメートあまりの十一面観音菩薩を安置している。
「稲荷神社と猿田彦神社」
稲荷神は、穀物・農業の神である。猿田彦神は、日本神話に登場する神である。
「利生堂(八角堂)」
本尊、幸福十一面観音が祀られている。
「爪堀地蔵(つまぼりじぞう)」
弘法大師が爪で彫ったとされている地蔵尊である。
「鐘楼堂」
長い石段の途中に鐘楼がある。鐘楼には立ち入る事が出来なく、梵鐘を撞くこともできない。
「慈母・慈父観音像」
本堂・納経所の脇に安置されている。
温かい慈しみの眼差しで、常に見守り、慈愛に満ちた観音様である。
坂東札所 第2番 海雲山・岩殿寺を動画でご覧ください。
「海雲山・岩殿寺(岩殿観音)の御朱印」
「海雲山・岩殿寺」
坂東札所第2番の「岩殿寺(がんでんじ)」は、相模国(さがみのくに)現在の神奈川県逗子市久木にある曹洞宗の寺院である。山号は「海雲山(かいうんざん)」。本尊は「十一面観世音菩薩」である。通称、「岩殿観音」と呼ばれている。この寺は、養老5年(721年)徳道上人が創建し、行基(奈良時代の日本の僧)が、十一面観音像を造立して安置したと云われている。
撮影日: 2018年5月12日(動画:2022年8月2日)
住所:神奈川県逗子市久木5-7-11