「雷門」
浅草のシンボル雷門。正しくは「風雷神門」と言う。門に向かって右側に風神、左側に雷神を安置している。雷門をくぐると、朱塗りの86軒の仲見世商店が軒をならべている。
「宝蔵門(仁王門)」
宝蔵門は、昭和39年(1964年)浅草寺の宝物の収蔵庫を兼ねた山門として建てられた。
「観音堂(本堂)」
浅草寺の観音堂(本堂)は、昭和33年(1958年)に鉄筋コンクリート造で再建された。歴史的な建造物ではない。
「観音堂(本堂)の外陣」
観音堂外陣の天井絵には、「龍之図」、「天人之図」、「散華之図」などが描かれている。
「お水舎(おみずや)」
観音堂(本堂)前右側にある「お水舎」でお参りの前に身を清めるところである。
「五重塔」
浅草寺に塔が初めて建立されたのは、天慶5年(942年)、二つの、三重塔が本堂の左右に配置された。現在の五重塔は、昭和48年(1973年)に、鉄骨・鉄筋コンクリート造りで再建された。
「影向堂(ようごうどう)」
観音様を助ける十二支の守り本尊を祀っている。中央に聖観世音菩薩、その左右に十二支に応じた生まれ年の守り本尊、八体を祀っている。
「二尊仏」
「濡れ仏」の名で知られているこの二尊仏は、日本橋の米屋の番頭だった「高瀬善兵衛」が貞享4年(1687年)に奉納したものである。
「日限地蔵尊堂」
六角堂の本尊、「日限地蔵尊」に、日数を定めて祈願すれば、古来より霊験があるとされている。
「淡島堂」
安産祈願など女性の神様と知られる「淡島明神」を祀っている。手前には「胎内くぐりの灯籠」がある。この灯籠の下を子供がくぐることで、子供の虫封じや疱瘡(ほうそう)除けに、ご利益があるとされている。
「石橋(しゃっきょう)」
現存する東京都内最古とされる「石橋」は、元和4年(1618年)浅草寺に東照宮(現存せず)が造営された際、参詣のための「神橋」として造られたものである。
坂東札所第13番 金龍山・浅草寺を動画でご覧ください。
「金龍山・浅草寺(浅草観音)の御朱印」
「金龍山・浅草寺」
坂東札所第13番の「浅草寺(せんそうじ)」は、武蔵国(むさしのくに)現在の東京都台東区浅草にある聖観音宗(元は天台宗)の寺院である。山号は「金龍山(きんりゅうざん)」。本尊は「聖観世音菩薩」である。「浅草観音」とも称される。推古天皇36年(628年)、宮戸川(現・隅田川)で漁をしていた檜前浜成・竹成(ひのくまのはまなり・たけなり)兄弟の投網(とあみ)にかかった仏像があった。これが浅草寺の本尊、聖観音像である。この兄弟の主人、土師直中知(はじのあたいなかとも)と三人で自宅を寺として改めて祀ったのが浅草寺の始まりと云われている。浅草寺の参道入り口には、浅草のシンボルの雷門がある。この雷門をくぐると朱塗りの86軒の商店(仲見世)が軒を並べている。いまや浅草寺は、国際的にも知名度の高い観光地になっている。
撮影日: 2018年7月11日(動画:2022年10月11日)
住所:東京都台東区浅草2-3-1