「水澤寺境内」
水澤寺は、海抜1194メートルの水沢山(浅間山)の中腹に位置している。女性に人気のパワースポットでもある。
「仁王門」
石段の上にそびえる仁王門。仁王像のほかに、風神・雷神が祀られている。
「観音堂(本堂)」
水澤寺の創建は飛鳥時代と云われている。観音堂は、江戸時代、天明7年(1787年)の建築とされている。本尊は、伊香保姫の命を救った千手観音菩薩である。
「六角二重塔」
六道を守る6体の地蔵尊を六角輪転の台座に安置している。左回りに3回転させるとご利益があると云われている。上層には、大日如来が安置されている。
「十二支の守り本尊」
干支(えと)にちなむ生まれ歳には、それぞれの守り本尊があると言われている。境内に、8体の守り本尊が安置されている。
「鐘楼」
この梵鐘は、昭和50年(1975年)に完成し、「大和の鐘(たいわのかね)」と命名された。誰でも(有料で)撞くことができる。
「龍王弁財天」
龍王弁財天に湧き出す霊水は、財を成し、病を除くご利益があるとされている。
「飯縄大権現への石段」
参拝するには、84段の急な石段を上って行かなければならない。
「飯縄大権現の社殿」
水澤寺の鎮守は、飯縄大権現(いいづなだいごんげん)である。本地は、不動明王となり、大権現は通常、開帳していない。
「水澤の観音杉」
この杉は樹齢七百年と推定されている。周囲5メートル、高さ38メートルの巨木である。
坂東札所第16番 五徳山・水澤寺を動画でご覧ください。
「五徳山・水澤寺(水澤観音)の御朱印」
「五徳山・水澤寺」
坂東札所第16番の「水澤寺(みずさわでら)」は、上野国(こうずけのくに)現在の群馬県渋川市伊香保町にある天台宗の寺院である。山号は「五徳山(ごとくさん)」。本尊は「千手観世音菩薩」である。「水澤観音」とも称される。この寺の創建年代については不詳であるが、推古天皇の朝(ちょう)で、南北時代の僧「慧観(えかん)」が開基し、上野国の国司「高光」が創建されたと伝えられている。境内を清冽な山水が幾筋も流れ、水音が絶え間ない。水澤寺の山号は、水の五つの徳を讃える「五徳」が由来となっている。石段の温泉街で知られている伊香保温泉から約4キロメートルの山間に位置している。伊香保温泉のパワースッポトにもなっている。
撮影日: 2018年9月6日(動画:2022年9月28日)
住所:群馬県渋川市伊香保町水沢214