「元慶寺の御朱印」
元慶寺は、天台宗の寺院で、「華頂山・元慶寺」という。本尊は、「薬師瑠璃光如来」である。
「鐘楼門」
元慶寺の山門である。唐風で、竜宮造りになっている。鐘楼門の上には、「菅原道真(すがわらのみちざね)」が、元慶寺のために詠んだ「漢詩」が刻まれた、三代目の「梵鐘」が、納められている。山門両脇の飾り窓が、梵鐘に似ている。
「本堂」
西国三十三ヶ所観音霊場の巡礼を復興した「花山(かざん)法皇」が、ここで2年の歳月を過ごした寺として、番外札所になっている。
西国札所・番外 華頂山・元慶寺を動画でご覧ください。
「華頂山・元慶寺の御朱印」
「華頂山・元慶寺」
西国札所・番外の「元慶寺(がんけいじ)」は、山城國(やましろのくに)現在の京都府京都市山科区北花山河原町にある、天台宗の寺院である。山号は「華頂山(かちょうざん)」、本尊は「薬師瑠璃光如来」である。この寺は、貞観10年(868年)、「遍昭(へんじょう=平安時代の僧・歌人)」により開かれた。寛和2年(986年)、西国三十三所観音霊場の巡礼を復興した花山法皇が19歳の若さで出家し、この寺で2年間過ごした。現在の本堂は、安永年間(1772〜1781年)に再建されたと伝わっている。本堂には、本尊・薬師如来像、僧・遍昭像が安置されている。
撮影日: 2019年9月2日(動画:2023年8月27日)
住所:京都府京都市山科区北花山河原町13